江戸時代後期の大衆向け出版物がヴァナキュラー文化研究にゆたかな材料を提供することは論を俟たない。黄表紙・洒落本・滑稽本などには、豊かな口語・俗語表現を取り込んで、都会の市井の人々の生活を描いた作品が多い。それらの戯作本と時代背景や文化的状況を共有しながら、かなり異なる属性を持っている出版物が、本稿で議論する『北越雪譜』(初編1837〈天保8〉年刊、二編1842年刊)である。
ヴァナキュラー文芸と『北越雪譜』
立命館言語文化研究 [[リツメイカンゲンゴブンカケンキュウ]], Vol.33(3), pp.85-101
2022
- ヴァナキュラー文芸と『北越雪譜』
- T. Moriyama (Author)
- 立命館言語文化研究 [[リツメイカンゲンゴブンカケンキュウ]], Vol.33(3), pp.85-101
- International Institute of Language and Culture Studies, Ritsumeikan University
- 991005549068907891
- Murdoch University
- Japanese
- Conference proceeding
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